Word や PDF があなたについて明かすもの
文書は、そこに書かれていること以上のことを語ります。法律事務所や報道機関、官公庁ではよく知られた問題です。
.docx が持ち歩くもの
Word には、勝手に埋まっていくプロパティの領域があります。
- 誰が作成し、誰が最後に更新したか。アカウント名がそのまま入ります。
- その Office に設定されている会社名。
- 編集にかけた合計時間と、改訂の回数。
- 作成日時と最終更新日時。秒単位で記録されます。
PDF が持つもの、そしてよくある間違い
PDF はメタデータを二か所に持ちます。プロパティの辞書と、XML でできた XMP の領域です。多くのツールは前者だけを空にして仕事を終えたことにし、XMP には作成者・ソフト・日付の二つ目の写しが残ります。
これはまさに KillEXIF の前のバージョンが抱えていた欠陥で、今回の作り直しの理由のひとつです。
書庫そのものの日時
.docx や .xlsx、.odt は、実のところ圧縮された書庫です。中の一つひとつの部品が 2 秒精度の日時を持っており、プロパティがきれいでも、いつ作業していたかを再構成するには十分です。あわせて、システムのユーザー名やファイルの権限が入っていることも珍しくありません。